このたび、当山では永代供養墓を建立致しました。お墓といえば昔はお墓には長男とその家族が入るのが一般的で、次男・三男は分家の初代としてお墓を立て、長女・次女は婚家のお墓に入るのが慣例でした。しかし、法律上は、お墓に入れる人や承継する人について、続柄を指定する規定はなく、お墓の承継者と墓地管理者が許せば、誰でも入ることができるのです。とはいえ、全く縁もゆかりもない家のお墓に入れませんし、自分が亡くなった後お墓にお参りしてもらう方が誰もいないのは寂しい気もします。　

　そこで、この『源光寺』を縁として繋がる檀信徒の皆様が、お互いお参りをすることを考えました。ご家族や親類縁者がいればその方が、もしいなければ生前にご契約された方が、先に亡くなられこの結縁墓に埋葬されている方の為にお花やお線香をお供えする。その方が亡くなられたら、他の契約された方がお参りする。そんな常にお花やお香が手向けられているようなお墓が、この『結縁墓』であります。

​　

​　※浄土宗以外の方でも遠慮なくご相談下さい。